徳島県鳴門内ノ海でのいかだ釣りの釣果 チヌ、チャリコなど

<2014年9月の鳴門・内ノ海での筏釣りの釣果。これ以来、釣りからは足が遠のいています。>

 

社会人になってからの私の3大趣味は、そば打ち、釣り、パソコンです。そのうち、最も早くはまったのが釣りでした。

釣りをしはじめたのは小学生の頃です。近所の御陵(応神天皇陵?)の池で友だち数人と釣りをしていると、管理人に見つかって追いかけられた思い出があります。

再び釣りをし始めたのは、社会人になって3年目、徳島に来てからです。創設間もなかった職場の仲間と夕食後に近所の吉野川で夜釣りをしたのがきっかけです。その後、同僚たちとサビキ釣り、投釣り、渓流釣りとジャンルを広げ、半年間の徳島生活ですっかり釣りにはまりました。それから10年ぐらいの間は、ほぼ毎週釣りに行っていたのではないかと思います。

波止でのチヌ釣り・セイゴ釣り・メバル釣り、砂浜でのキスやカレイを狙った投げ釣り、鳴門・内ノ海での筏のチヌ釣り、磯でのグレ釣り、岸壁でのサビキ釣りと季節に応じていろんな釣りをしました。最も大物は台風の後、津田の一文字波止で釣った約50cmのチヌ。最もワクワクした釣りは、掛かった後にエラ洗い(ジャンプ)して仕掛けをはずそうとするハネ(セイゴ)釣り、最もマニアックで面白かったのは内ノ海での団子に餌を包んで流すチヌの筏釣りでしょうか。

釣った魚は自分でさばいてみたくなるもので、釣りの情報誌にはたいてい魚のさばき方や料理の仕方が載っています。出刃包丁と刺し身包丁を買い、魚を釣って帰ると刺し身、煮付け、天ぷら・唐揚げ、寿司など、作る楽しみ、食べる楽しみと3倍楽しめます。キスの投げ釣りでよく外道のガッチョが釣れるので、仕方なく持って帰って唐揚げにし、子どもたちに「キスよりガッチョがおいしいよ」と教育したところ、先を争ってガッチョを食べるようになりました。もちろん、ガッチョは見た目は悪く、ヌメヌメしてさばきにくいものの、とてもおいしい魚ではあるのですが。

当時は家の本棚にはずらりと釣り雑誌や釣り情報誌が並んでいました。筏用の竿の穂先をいくつか自作もし、釣りの前日はワクワクしながら仕掛けの準備をしていました。しかし10年ぐらいして釣り熱が冷めてくると、この前日の仕掛けの準備がだんだんおっくうになります。毎週釣りに行っていたのがウソのように、釣りに行くのは年に数回となりました。

去年・今年は開業準備でどうも気持ちに余裕がなく、全く釣りに行っていませんが、少し落ち着いたらゆっくりと海を眺めて釣り糸を垂れたいと思っています。