11月に入って気温がグッと下がったせいか、今年は紅葉がとてもきれいです。<遊山>からも窓越しに眉山の紅葉が楽しめます。

アップして見るとこんな感じ。

そこで先日、眉山の山歩きをしてきました。<遊山>から出発し、グルリと回って再び<遊山>に戻ってくるコースです。

(↑クリックすると大きな画像が開きます)

<遊山>の手前(南東)の道を奥(北東)に向かって入っていきます。

工場(空間創造さん)の前にかかる赤い鉄の橋を渡り、小川沿いにある四国電力の標識を目印に奥に入っていきます。

15分ほど歩くと、柿谷に抜ける峠に着きました。さらに尾根沿いをすすみます。

写真では見にくいですが、道が分かれているところに四国電力の標識があり、右(17)にすすむと柿谷へ降りる道、左(16)にすすむと尾根沿いの道です。ここは左にすすみます。

四国電力の鉄塔に出ました。さらに尾根沿いをすすみます。

尾根沿いなので迷うことはないと思いますが、写真のように目印の青テープが案内してくれます。

途中、歩いていると少し前方になにやら動くもの発見。よく見るとイノシシです。カメラを向けましたが、その時広角レンズを装着していたためイノシシの姿が小さすぎてわからない写真しか撮れませんでした。

私たちの気配に気付いたイノシシは「ブヒッ!」を叫んでどこかに走って行きました。山の中の至る所にイノシシが掘り返した跡がありましたので、山歩きの時は鈴やラジオなど音の出るものを持っていきましょう。

アップダウンを繰り返してすすむと、眉山縦走路に合流です。私たちは右の林の中から出てきました。写真左の縦走路は地蔵峠からロープーウェイ方面まで続くとてもいいコースです。標高が低いので冬の木漏れ日ハイキングに最適ですよ。

縦走路を登ると、眉山最高点(290m)に到着です。眉山山頂というとロープーウェイのあたりをイメージしますが、一番標高が高いのはこの場所になります。

この場所は少し展望があります。今回は眉山のどこかから<遊山>を見れないだろうかと期待していたので、木によじ登って眺めてみましたが、残念ながら確認することはできませんでした。

天気もよく、紅葉もすすんでいて、山の中はほんとうに気持ちがいいです。

地蔵院に降りる分かれ道のところの標識。過去に何度も見ていましたが、<遊山>が建つ「上長谷」の地名が刻まれていたんですね。

縦走路は一部傾斜の急なところがあり、こうしてロープを張ってくれています。290mの低山とは言え、危険度は高い山と同じ。登山靴などで足元を固めて登りましょう。

いよいよ地蔵峠まで降りてきました。いつ来てもきれいにお供えされています。

木彫りの小さなお地蔵さん。

お地蔵さんから直接車道に出ずに、遍路道を降り、花杏豆さんでお昼をいただいてから<遊山>に戻りました。ここから見ても山がきれいです。

歩いたコースを<遊山>から見たところ。標高290mの最高点などは<遊山>からは直接は見えないことがわかりました。山頂でいくら木に登っても<遊山>は見えませんね ^^;

約5kmをゆっくり歩いて2時間弱。花杏豆さんでの昼食を含めて3時間弱の行程でした。

今回は帰りに花杏豆さんに寄るために反時計回りのコースとしましたが、地蔵峠から縦走路をすすむ時計回りのコースでもいいですね。縦走路からの分岐点には目印に赤テープを巻いておきましたので、興味のある方は一度チャレンジしてみてください。

地蔵峠からの眉山縦走路の往復を含めて、低山ウォークはこれからの春先までの季節にピッタリです。歩いた後は、<遊山>のおそばやそばがきぜんざいで一服してくださいね(^^)