今日は江戸東京そばの会プロコース同期のSさんが、昨年11月茨城県つくば市にオープンさせたお店、「そばダイニング久呂無木」におじゃましました。

元お寿司屋さんというキャリアを活かしたそば居酒屋スタイルで、金砂郷産の常陸秋そば100%のおそばから、刺し身やお寿司まで楽しめるお店でした。伺ったのは夜でしたので、私が座ったカウンターでもサラリーマン風の方が刺し身を肴に日本酒を飲み、最後はそばで締めていました。テーブル席では女性グループのお客さんが次々来られるなど、すっかり地域にとけ込んでいる様子です。

Sさんからいろいろとアドバイスもいただきましたし、1ヶ月間ともに学んだ方が頑張っている姿に元気をもらいました。

今回茨城に来たもうひとつの目的は電動石臼の選定です。4社ほどの石臼メーカーに資料や見積もりをお願いしていましたが、最もいいと思った茨城県の蕎楽さんにおじゃまし、実物を見て説明を聞くとともに、実際におそばを食べさせていただきました。

蕎楽さんは50才で蕎麦屋を始めるとともに、より美味しいそばを求めて石臼の目立てをはじめ、今では石臼の製造販売までされています。

石臼や製粉からそば打ちに至るまで、非常に示唆に富んだお話を2時間近く伺うことができ、とても有意義な時間でした。

電動石臼の製作もお願いしました。届いた石臼で挽いた粉を打つ日が待ち遠しいです(^^)

蕎楽さんでいただいた香り豊かな10割そば。

蕎楽さんでいただいた香り豊かな10割そば。