今日より、妻のそば屋の女将としての修行が始まりました。徳島市内の手打ちそばひかりさんに無理を言って、1ヶ月ほどお世話になります。

私も松山市の無着庵さんでお世話になったときは、何をしていいのかわからない、何がどこにあるのかわからない、仕事の流れも道具の名前や使い方もわからない、とにかく何がわからないのかわからない、という状態でした。帰ってきた妻の第一声も「たいへんだ~」でした。

ひかりさんには私も2週間ほどお世話になり、わからないことがあれば訪ねていって教えていただいています。地理的には5kmほどしか離れていない同業者ですから、このようなお願いは断られて普通ですが、受け入れていただくだけでなくいろいろと気にかけてくださって、なんとお礼を言っていいのかわかりません。

ひかりさんはご夫婦ととても優秀なお2人のパートさんで運営されていますが、遊山はまずは夫婦2人でやっていくことになります。調理関係は基本的に私、花番(接客や配膳)とまごつき(薬味やつゆの準備)を妻にやってもらうことになります。どちらもまったく初めての経験ですが、やってみればたいていのことはできる、の信念でやっていきたいと思います。