徳島市による開発工事の現地検査が昨日ようやくおこなわれ、今朝、市より一部を手直しするよう指摘がきました。実質的な現場監督さんに手直しの依頼のため電話すると、奥さんが電話に出られて、今日は携帯を忘れたまま遠くの現場に夕方まで行っているとか。万事休す!

しかしその後、社長さんに電話すると、いつも飛び回っている社長さんが今日は午後少し時間があるということで、みずから手直し工事をしてくれました。報告用の写真まで作成していただき、午後、市に手直し完了の報告をしてきました。後は、県道がからむので県からの連絡が来次第、開発工事の検査済証を発行してくれるとのこと。やれやれです。

今日はもう一件、建築工事の施工会社を通じて先日の地盤調査の報告書が上がってきました。結論としては地盤改良工事が必要とのこと。高額な工事の見積書も添えられていました。

引っかかったのは、改良工事が必要という報告書を出す調査会社が自ら改良工事もおこなっているということ。さらに改良が必要というのも、調査した四隅と真ん中の5カ所のうち、その一部の層にでも弱い地盤があれば改良工事が必要で、それも一部だけの改良では地盤強度がアンバランスになるので、全体の改良工事が必要ということのようです。ネットで調べると、そのために調査した大半の土地で改良工事が必要という結果になっているそうです。

設計士のFさんと電話で相談して、改良工事は実施せず、地盤が弱いと指摘された箇所の基礎のベース幅を1mに広げることで対処することとしました。地盤全体としては予想よりもしっかりしており、弱いと指摘された箇所も1mずれた地点はしっかりした地盤とのことですし、木造平屋の建物なのでそれで十分と判断しました。あくまで自己責任での判断なので、他の方におすすめはしませんが。

工事全体の見積もりをしている段階で、基礎全体のベース幅を狭めても5万円も工事代金は下がらなかったので、今回一部を1mに広げてもそれ以上に工事代金が増えることはないはずですが。