遊山箱

<手打ちそば 遊山>は妻の命名ですが、徳島に伝わる遊山箱にちなんでいます。

かつて子どもたちは、遊山箱という三段重ねの重箱にお弁当やお菓子を詰め、ひな祭りや野山への散策に出かけていたそうです。女の子は主に赤い遊山箱、男の子は主に黒い遊山箱だったとか。<遊山>の店内にも遊山箱を飾る予定にしており、今日は徳島市内の木工会館に出かけて遊山箱を買い求めてきました。

遊山箱の思い出のある方たちは、遊山箱の思い出話になると話が尽きることがありません。

今日は遊山箱を持って、お友だちと野山にお出かけ。
いつもと違う空間で、ちょっぴりワクワクしながらも、とても澄み切った気持ち。
お腹もすいたし、遊山箱を開けてみよう。
わぁ、おいしそう! ねぇ、あなたのも見せて! おかず、取りかえっこしよう!
あぁ、お腹いっぱいで幸せ!
おしゃべりもたくさんしたし、お昼寝したい気分。

<遊山>がそんな場になれればいいですね。