今年のお盆期間中は、昨年より2割以上多くのお客さまにお越しいただきました。おそばも毎日多めに準備しましたが、中には早めに売切れてしまった日もあり、ご迷惑をおかけしましたm(_ _)m

7月に地域情報紙でおそば特集が組まれていた影響もありつつ、<遊山>も少しずつ認知いただいてきたと受け止め、これをはげみにより一層おそばに磨きをかけていきたいと思います。

 

さて、8月27日(月)から29日(水)まで3連休をいただき、大阪の実家に帰ってきました。久しぶりに母親や弟の顔を見、お墓にもお参りし、大阪に住む長男、長女と孫にも会ってきました。

そんな3日間でしたが、お昼は毎日おそばでした(^_^)

初日は大阪市内の荒凡夫さんに2年ぶりにおじゃましました。

相変わらずおいしく、美しいおそばです。こちらはカウンターのみ7席のお店なので、ご主人がおそばをゆでるところが目の前で見れます。前に伺ったのは<遊山>開業前でしたが、自分が調理するようになって改めて見させてもらうと、参考になる部分がたくさんありました。

そばやお仕事ぶりから、ざるそば一本(おそばは3種類)を徹底して磨き上げているすごさが伝わってきます。帰り際、少しお話も聞かせていただけました。<遊山>のそばももっともっと磨き上げられる!と刺激をいただいてお店を後にしました。

2日目は長女の家のすぐ近くにある手打ちそば繁さんに長女と孫も一緒に訪問。

こちらもおそばは3種類で、料理にも力を入れていてセットメニューも豊富です。それもあってか、お客さまは圧倒的に女性。孫のくるみちゃんもおいしそうにおそばをほおばっていました。

そして3日目、10数年来行きたかった奈良の手打そばはやしさんにようやく伺うことができました。

こちらは18年前に脱サラして開業された人気店。脱サラそば屋さんとして大先輩になります。

写真は3種類のおそばが楽しめる三つ揃えそばの最初に登場する粗挽き太打ち田舎そば。うどんのように太いおそばからは、そばの甘み、香りがグンと伝わってきます。その後のせいろや十割のそばもとても甘みのあるおいしいおそばでした。

店内もご夫婦のお人柄そのままの温かくホッとする雰囲気。ご挨拶させていただくと、調理を終えたご主人が私たちの席に来てくださっていろいろとお話を伺うことができました。いただいたおそば、お店の雰囲気、伺ったお話、どれもとても心にしみるものでした。

3軒のおそば屋さんにおじゃまして、他のお店を訪ねてみるのは大事だとつくづく感じた次第。また、こうして先輩そば屋さんにお話しさせていただけるのも、自分でそば屋を始めたからこそ。次のそば屋めぐりが楽しみです(^_^)