(続き)許認可申請は図面作成だけ行政書士さんにお願いして本人申請でおこないました。快く引き受けていただいた行政書士kさんのご好意もあり、申請費用は通常の1/3ほどで済みました。費用を抑えたいということが第一だったのですが、開業に関わることはできる限り自分でやりたいという思いもあってのことでした。

農地転用や開発許可などの申請はもちろん未経験でしたが、たまたま以前の勤務先の最後の仕事で事業所移転の担当をし、農地に事業所を建てるにはどんな手続きが必要か、というようなことは多少知っていました。行政書士も人間。同じ人間がやっていることが自分にできないこともないだろう、できなければその時点で行政書士さんにお願いすればいい、という程度の考えでスタートしました。

12件の申請は県・市あわせて9つの窓口に分かれており、事前の相談・調整から申請、修正・変更と各窓口に何回も足を運びました。専門用語や専門的な内容がわかるか不安もありましたが、インターネットで調べればたいていのことは情報を得ることができます。細かなことは窓口で聞けば教えてくれます。担当の方々とも顔なじみになり、親切に対応してくださる方が多かったです。

当初は図面の訂正指示があれば行政書士さんに依頼していましたが、そのうちほとんどの修正は自分でやるようになりました。といってもCADのソフトを使える訳ではないので、画像編集ソフトを使った裏技ですが、思った以上になんとかなりました。A3の印刷ができるプリンタも買いました。

10月の農振除外申請から始まって約半年、アルバイトの休日の水曜日を使ってなんとか順調に手続きをすすめることができました。その気になってやればたいていのことはできるもんですね。(続く)

徳島市八万町手打ちそば遊山の申請書類

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