今日は県西部のつるぎ町と美馬市にそばの花を見に出かけてきました。

まず向かったのはつるぎ町の急傾斜地のそば畑。何年か前に行ったときは開放されていて中を自由に見て回れましたが、今日は畑の外から見させていただきました。

「おむすびころりん 急傾斜地農業」ののぼりが立っています(^^)

横から見るとこんな感じ。

「おむすびころりん」どころか、人間も転がっていきそうな傾斜地です。水を蓄えることができないこんな土地でも、そばなら栽培できるんですね。

まだ時期も早いので、畑は白より緑がやや勝っている感じでしたが、近づくと可憐に白い花が咲いていました。

途中にある鳴滝。何段にも渡って勢いよく流れる見事な滝です。

続いて向かったのは、美馬市の美馬町です。

車を走らせていると、あちこちにそば畑がありました。

近づくとそばの花の香りがしてきます。どんな香りかわかりますか? 肥料のような香り、それがそばの花の香りです。昆虫を媒介しないと受粉できないそばは、この独特の香りで昆虫たちを引き寄せるのだそうです。

あれ、この畑は奥の方が赤い??と思って近づいてみると…

赤いそばの花に加えてピンクのそばの花も混じっています。

以前この近くに赤いそばの花を見に来たことがあったんですが、その時に見た花よりもずっときれいな色をしていました。ほんとうにきれいでしたよ。

最後に美馬市の脇町のあたりをまわってみました。

けっこう山道を奥に進んだんですが、集落のあるところに出るとあちこちでそば畑がありました。全国的に見るとそばの栽培量が少ない徳島県ですが、小規模ながらもけっこう栽培されているんですね。

そばの花はまだしばらくは見れると思います。私も機会があればまた出かけたいと思います(^^)