広島の無着庵さんに行ってきました! の往路は山陽道だったので、途中福山城と三原城に立ち寄りました。
福山城
福山城はJR福山駅の目の前。三の丸があったところに鉄道が抜け、駅ができています。高い石垣です。
伏見城から移築された伏見櫓。小さなお城の天守よりも立派ですね。
筋鉄御門。扉や門柱に筋状の鉄板が貼り付けられています。これも立派です。
戦災で焼失したため、鉄筋コンクリートで再建された天守。中は博物館になっていますが、残念ながらこの日は定休日でした。
伏見城から移築された湯殿。これも戦災で焼失したため、再建されたものです。
三原城も新幹線から何度か眺めただけでしたが、石垣、櫓などどれも想像以上に立派でした。
三原城
三原城の天守台。なんとも大きな天守台ですが、向こうに見えるのは三原駅。大胆にも、鉄道が本丸を貫通しています ^^;
天守台の入り口はなんと三原駅のホームに。
天守台は公園になっています。
この城も新幹線から眺めたことがあっただけでしたが、やはり本丸に鉄道が敷かれたというのは残念。
天守台以外はほとんど何も残っていません。お堀の周囲が一部整備されていました。
広島城
最後は広島城。これまで広島には何度も行っているので、広島城にも行ったような記憶があったんですが、記憶に残っていたのは別の城のようでした。
二の丸に通じる表御門。右側の平櫓~多門櫓~太鼓櫓は平成の初めに復元されたもの。工事の工程が写真で紹介されていましたが、工法も当時のまま。たいへんやりがいのある仕事だったと思います。
お堀が広い。そして天守はどこから見ても絵になります。
天守は原爆で倒壊したため、鉄筋コンクリートで外観を再建。内部は資料館になっていて、広島城の歴史や構造がよくわかる見応えのある展示がありました。
福山城、三原城はあまり時間がない中で立ち寄ったのと雨も降っていたので駆け足でしたが、新幹線から見るのと実際に足を運ぶのではまるで違いました。また機会があれば、吉田郡山城などにも行ってみたいですね。