GW期間中に自宅で音楽を聴きながら、店のスピーカーにインシュレーターをかましたら音がよくなったことを思い出し、自宅用にもインシュレーターを注文してみました。

たった2千円ほどの投資ながら、十二分に効果あり! 音の定位がはっきりし、楽器が輝いて聞こえます。

金色に輝く見た目も悪くないです。

そこで気になり始めたのがスピーカー台に使っているブロックの見た目。スピーカースタンドの中古品をオークションなどで探したりしましたが、値段もそこそこしそうなので、この際自作してみました。

材料は店のテーブルのDIYで使ったゴムの木の集成材。比重があり、きれいで価格も手ごろ。指定のサイズで制作してくれるので楽ちんです。

塗装は水性ウレタンニスを使用。店のテーブルは透明のもので木の質感を活かしていますが、今回はマホガニーで着色しました。

サンドペーパーで面取りをし、2度塗りするととてもきれいです。

組み立ては表面がきれいに仕上がるダボ継ぎがいいだろうと、まず一台組み立てましたが、つなぎ目に微妙な隙間が出がちです。

ビビリ音が出ても嫌なので、もう一台はビスで締め上げることにしました。

ダボ継ぎで組んだもの(手前)と、ビスで止めて座堀りして頭を埋めたもの(奥)と、左右で違う仕上がりになってしまいました^^;

でもけっこう高級感があり、ずっしりしたいい台ができました。純正の高価な台より、はるかに重量もあります。

さっそく設置して視聴。音がさらに輝いて聞こえます! 単なる視覚効果(錯覚?)かもしれませんが、満足です。

30年ほど前に買ったこのスピーカー、31cmウーファーを含めた3ウェイシステムで巷の評判もよかったんですが、それ以前に使っていた25cmウーファーの2ウェイスピーカーと比べて、格段によくなったというほどでもなかったような印象が残っています。音はリスニング環境に大きく制約されますからね。

そんなこんなで、最近はじっくり聴く機会がなくなっていました。でも、インシュレーターと台の制作で良さを再発見。十分なボリュームで聞けばほんとうにいい感じです。ピアノもトランペットもサックスも輝いていて、ベースやドラムも締まっています。

そば打ち中や車の運転中はたいてい音楽を流しているんですが、こうしてじっくり腰を落ち着けて聞くと、曲や演奏から受ける印象もけっこう違ってきますね。