当店にも何度かお越しいただいたことのある佐竹さんが、10月に勝浦町でオープンされた「江戸蕎麦 一竿風月」さんにおじゃましてきました。

勝浦町の中心部から坂本方面に県道を進むと、右手に「そば」ののぼりが見えました。そこが駐車場になっていて、歩いてすぐのところにお店があります。

この通り立派なお屋敷です。佐竹さん自ら手直しされ、オープンにこぎ着けたそうです。

立派な門構え。店名の看板は四国大学の書道部の学生さんに書いてもらったそうです。見事な筆さばきですね。

お店に入ると玄関の向こうにすぐ打ち場があり、お座敷に上がってゆっくりとお食事ができます。他のお客さまがいらっしゃったため、客席の写真は控えさせていただきました。床板の張り替えや大きなテーブルの制作なども佐竹さん自らされたそうです。

メニューはシンプルにせいろとかけそば、それに炊き込みご飯などが付いたセットメニューの3種。まずはせいろをいただきました。風味も食感も抜群でした。

続いてかけそば。出汁のよく効いた汁にほんのりと柚子の香りが漂い、とてもおいしかったですよ。

徳島県でも手打ちそば屋が着々と増えて来ています。先輩そば屋さんたちの長年の努力のおかげでうどん・ラーメン圏の徳島にもそば好きのお客さまが増え、私も今、そば屋をやらせてもらうことができています。ますますそばが徳島に広がっていくよう、一緒にがんばっていきたいですね。

江戸蕎麦 一竿風月(いっかんふうげつ)さん
  • 住所:勝浦郡勝浦町三溪西谷113
  • 営業時間:10:30~14:00
  • 定休日:水曜・木曜